広島 守乱で大瀬良を苦しめ、無安打で先制許す 打線は無得点で今季18度目の完封負け

 「広島0-2阪神」(13日、マツダスタジアム)

 広島が今季18度目の完封負けを喫した。

 ミスを連発し、投手戦を落とした。0-0の三回は先頭・高橋のゴロを三塁手・佐々木がファンブル。投手に出塁を許すと、次打者・近本のゴロを一塁手・モンテロが後逸し、無死二、三塁にピンチが広がった。その後、中野の犠飛で先制を許すと、大瀬良が暴投し、森下の生還を許した。右腕は序盤を無安打にとどめながらも2失点した。

 初回にはモンテロがバントを試みた打者走者に空タッチし、犠打失策となって出塁を許すなど、序盤で3つの失策が出てしまった。結局、大瀬良は6回2安打2失点(自責点0)で7敗目を喫した。

 打線は相手先発・高橋遥人に苦戦した。2点を追う六回には2死二塁から中村奨成が左前打を放ち、二走・佐々木が本塁へ突入するもクロスプレーでタッチアウトとなり、得点を挙げることはできなかった。七回も1死一、二塁としながらもモンテロ、前川が凡退した。

 これで広島は借金9。雨天中止が1試合あった9連戦を4勝4敗で終えた。

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