広島 6月29日以来の連勝!2年目の高太一がプロ初先発初勝利 6回1失点降板直後に決勝点 4位・中日に0・5G差接近
「広島3-1中日」(1日、マツダスタジアム)
5位・広島が6月29日・中日戦以来の連勝を決めた。大卒2年目左腕・高太一投手がプロ初先発初勝利を挙げた。
昨季の最終戦以来、プロ2度目の登板となった高は再三のピンチで踏ん張った。初回は1死一、三塁から細川、チェイビスを打ち取り、三回は1死二、三塁からボスラー、細川斬りに成功。四回に先制を許したが、6回5安打1失点にまとめた。
この日の直球の最速は151キロ。変化球との緩急で相手を押し込む姿が目立った。代打が送られて降板が決まった直後の六回に味方が逆転に成功し、待望のプロ初勝利が舞い込んできた。
打線は相手先発・マラーに序盤は苦戦していたが、0-1の六回先頭で矢野が左前打で出塁すると、2死一、二塁から小園が2番手・斉藤の内角直球を捉えて左越えの逆転2点適時二塁打を放った。七回には1死三塁から代打・秋山の二塁へのゴロで三走・大盛が本塁突入。決死のヘッドスライディングでセーフとなり、3点目をもぎ取った(記録は野選)。
これで広島は借金9。4勝16敗3分けの勝率・200で苦しんだ7月を終え、8月は白星発進となった。4位・中日とは0・5差に接近した。





