広島打線が爆発 2点追う四回に一挙7得点 山足が移籍後初安打初適時打「積極的に思い切っていった」
「広島-中日」(4日、マツダスタジアム)
広島打線が2点を追う四回に爆発した。現役ドラフトで加入した山足達也内野手が同点適時打を放つと、玉村昇悟投手が勝ち越し2点適時打。一挙7安打7得点で満員のスタンドはお祭り騒ぎとなった。
山足は今季初めてスタメン起用されると、1点差に詰め寄った四回1死一、三塁で打席に立った。前の打席では遊ゴロに倒れていた中、相手先発・岡田のスライダーを振り抜くと、打球は三遊間を抜けていき、同点の適時打となった。
一塁上でガッツポーズを見せた山足。一塁ベンチのカープナインも総立ちとなり、喜びを表現。山足は「積極的に思い切っていきました。同点につながる良い結果になってよかったです」とコメントした。
その後、1死満塁から投手・玉村が三塁線上に落とす勝ち越しの2点適時打。さらにファビアン、末包にも適時打が生まれた。
2点ビハインドで迎えた四回に一挙7得点で逆転に成功。相手先発・岡田をKOし、2番手・祖父江も打ち砕いた。
山足は昨年12月の現役ドラフトでオリックスから加入。今季は開幕1軍入りを果たすも、ここまでスタメン機会はなかった。





