広島ドラ1・常広羽也斗 涙も悔いもなし「泣けるかなと思ったけどやり残したことはなかった」大学野球終了

 最後の大会を終え、ポーズをとる(左から)青学大・下村海翔、中島大輔、常広羽也斗(撮影・西岡正)
 ナインと記念撮影する青学大・常広羽也斗(中央)=撮影・西岡正
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 「明治神宮大会・大学の部・決勝、慶大2-0青学大」(20日、神宮球場)

 青学大は慶大に競り負け、大学4冠達成とはならなかった。広島からドラフト1位指名された常広羽也斗投手(22)は3番手で登板し、1回2/3を無安打無失点。2奪三振と好投したが、チームは競り負けて大学野球が終了した。

 八回、1点を先制されてなおも1死満塁。2番手の阪神ドラフト1位指名の下村海翔投手(21)から「任せたよ」と声をかけられてマウンドに上がった。「絶対に0点で抑えようと思った」と腕を振ったが、3番・広瀬に右犠飛を許して2点目を献上。ただ、続く5番は得意のフォークで三球三振に斬り、最少失点で抑えた。

 試合終了時は涙もなく、表情を崩さず。「泣けるかなと思ったけど、やり残したことはなかった。4年間が終わったなという感じだった」と振り返った。

 春秋リーグ、全日本大学選手権に続く大学4冠は達成とはならなかったが、「4年間の取り組みでやり残したことはないので悔いはない」と右腕。4年間戦ってきた神宮球場のマウンドは「苦しくて嫌な気持ちとか逆にめちゃくちゃ良いピッチングをして評価が上がったりとかいろいろあったので、成長できたマウンドだった」と話した。

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