広島・新井監督 坂倉の打撃に「徐々にらしさが出てきています」一問一答

 1回、右中間へ2ランを放つ坂倉(撮影・田中太一)
 勝ち星を挙げ、新井監督とタッチを交わす九里(撮影・田中太一)
 3回、右前へ適時打を放つ中村貴(撮影・田中太一)
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 「広島6-2中日」(24日、マツダスタジアム)

 広島が初回に5得点の猛攻で流れを呼び寄せ連敗を止めた。

 初回は西川の2ランで先制すると、秋山の三塁打、マクブルームの内野ゴロで加点。さらに坂倉の2ランで5点を先取した。

 広島・新井貴浩監督は試合を振り返り「まずはしっかりときょうも九里が試合を作ってくれたということ、初回の先制攻撃というのがすごくゲームの流れ上大きかったですね」と話した。

 九里については「内容も良かった。前回は完封。そのときよりはこっちから見たときあまり調子は良さそうじゃなかったけど、それでもしっかりゲームを作ってくれるあたり頼もしいと思います」と褒めた。

 ルーキー中村貴はプロ初タイムリーで貴重な追加点を挙げた。

 「ルーキーなんですけど、カウントによって対応の仕方を変えたり、ルーキーらしからぬ対応力だなと思います」

 西川のホームランは高めの球を技ありの逸発。

 「もちろん技術高いというのはみんな認めていますし、狙い通りじゃないですかね。ランナー一塁で状況を踏まえた上で自分がどういうバッティングをしたらいいのかという、状況に応じたバッティングできる選手なんでそういった中で自分が狙ったボールを最高の形で仕留めてくれましたね。ほんとナイスホームランでしたね」

 坂倉は2ランのあと、今季初の猛打賞。

 「上がってきていると思いますね。特に最後、まっすぐを自分のポイントで捉えられていたので、全部良かったんですけど、状態上がってきているなと思いますね」

 捕手の負担が打撃に影響しているとの見方もある。

 「もちろんあると思いますけど、これからも続いていくと思いますけどきょうのバッティングは彼らしいバッティングだった。昨年と違ってやること考えることたくさんあると思う。三塁から捕手に戻ったということでフィジカル的にもすごく疲れると思う。1試合出たら捕手はすごく重労働なところなので体も疲れるけど頭も疲れる。捕手はなかなか難しかったと思う彼本来のバッティングは徐々にらしさが出てきていますし、あれが彼の本来のバッティングだと思いますね」

 試合前には調子の上がらないマクブルームと話をする場面も。

 「良くなって、いい感じかなと思ってちょと本人も内容が悪いからこうなんですけど。バッティングってそういうもんですから。良くなっていくのは時間が掛かるので、悪くなるのは一瞬で悪くなる。彼も分かった上で練習前の練習、早出とかやっているので、徐々に良くなっていけばいいんじゃないですか」

 大瀬良とも会話。

 「トレーナーから報告は聞いているんですけど、直に聞きたかったので、状態どうだ?大丈夫ですって。昨日も野選もあったし、大島のところもグラブに当たってヒットになった不運な面もあったけどボール自体は良かったよ。次も頼むなという形で」

 ウエスタンではドラフト1位の斉藤が初登板し1回3安打2失点。

 「見たよ。やっぱりスケールの大きさを感じますね。内容というか点取られたとかまったく見てないので、まずは彼がファームですけど、プロの試合で投げられたことが収穫であって。何点取られたとか関係ないです。ファームですけどプロのデビュー戦が無事スタートできたことは良かったと思いますよ」

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