広島新助っ人デビッドソン 長打力でCS導く メジャー54発「自分の能力最大限に」

 広島の新外国人、マット・デビッドソン内野手(31)=前アスレチックス傘下3A=が26日、マツダスタジアムで入団会見に臨んだ。メジャー通算54本塁打の右の長距離砲は、チームを5年ぶりのAクラスに導くことに意気込む。打率、本塁打、打点の打撃3部門全てにこだわり、勝利に貢献していく。

 落ち着いた口ぶりから自信がにじんだ。身長190センチ、体重104キロの頼もしい体に整えた金髪。デビッドソンは赤いユニホームに袖を通し、「非常に興奮している。(日本で)自分の新たな旅が始まることを楽しみにしている」と声を弾ませた。

 メジャー通算54本塁打、マイナー通算226発の実績を持つ右の大砲。来日1年目の目標を問われると「自分の能力を最大限に生かし、必ずクライマックスシリーズに行きたい」と力強く宣言した。

 チームは4年連続でBクラスに低迷。5位に終わった昨季は、リーグトップのチーム打率・257。対照的に本塁打数はリーグ4位の91本にとどまっており、爆発力を欠いた。課題の長打力不足をデビッドソンが解消できれば、5年ぶりのAクラスも現実味を帯びてくる。

 そのためにも打撃3部門は、全てにこだわる。「単打も長打も打てる打者でいたいと思う。打率、本塁打、打点の部分でしっかりチームに貢献したい」と鼻息を荒くした。

 2020年のレッズ在籍時には秋山とチームメートだった。「日本の野球は素晴らしいと聞いている」と笑顔。昨季から在籍するマクブルーム、アンダーソン、ターリーには「彼らのことを頼ろうと思う」。バットで大きな期待に応える。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス