東京五輪の守護神・栗林がWBCでも世界一目指す「誠也さんと同じユニホーム、うれしい」
野球日本代表・侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が26日、都内で記者会見を開き、今年3月に開催される「カ-ネクスト 2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京プール」に向け、30人のロースターを発表した。広島からは栗林良吏投手が選出された。
マツダスタジアムで行われた合同自主トレに参加後、取材に応じ、「選んでもらえたので世界に貢献したい気持ちが一番です。そのためにこうやって1月も準備して、今までよりも早く調整してきてるので。まず貢献できる準備を続けていきたい」と意気込みを話していた。
栗林の日本代表歴は名城大でユニバーシアード大会、日米野球の大学代表に選出。2021年の東京五輪では日本の守護神を務め、5試合に登板、2勝3セーブ、防御率1・80という抜群の成績を残し金メダル獲得に大きく貢献した。
広島から唯一の選出となったが「(鈴木)誠也さんがいるんで、1人というよりも、誠也さんともう一回、同じユニホームを着られることもすごいうれしいですし、なかなかない機会だと思う。1人じゃないと思っています」と話していた。