カープ・ドラ1斉藤 生涯「47」宣言 活躍後も背番号「ずっとこのままで」

 広島のドラフト1位・斉藤優汰投手(18)=苫小牧中央=が12日、初めてカープのユニホームに袖を通し、生涯背番号『47』を宣言した。

 「自分の中でしっくり来ているのですごくうれしい。ずっとこのままでいいです」

 入団時の番号から、活躍して10番台などへ変更を希望する選手も少なくないが、変えるつもりはない。目指すのは斉藤といえば『47』の活躍だ。「そうなれるように頑張りたいです」と目を輝かせる。

 『47』といえば、工藤公康(元西武、ソフトバンクなど)など左腕のイメージが強いが、広島では80年台に活躍した長身右腕の金石昭人がいる。球史をひもとけば、阪神などで活躍した320勝投手、小山正明(本紙評論家)も長くこの番号を着けた。189センチの斉藤が長身右腕の系譜を引き継ぐ。

 MAX151キロ右腕について球団は、1年目は体作りに専念させ、2年目以降にブレークさせるプラン。本人も「3年目には1軍で1度は投げたい。4、5年目くらいには先発で何試合か投げさせてもらい、将来は先発で2桁勝利できるような投手になりたい」と将来像を描いている。

 目標とする投手には「元阪神の藤川球児選手と元中日の中里篤史選手。ストレートにすごく切れがある。自分もそういうストレートを投げられたら」とこだわりを見せた。まずはじっくりとエース道を歩んでいく。

 ◆斉藤 優汰(さいとう・ゆうた)2004年5月27日生まれ、18歳。北海道出身。189センチ、91キロ。右投げ左打ち。投手。苫小牧中央から2022年度ドラフト1位で広島から指名を受ける。苫小牧中央では甲子園出場経験なし。150キロ超の直球にスライダー、カーブ、フォークが持ち球。奪三振率の高い本格派右腕。

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