広島から栗林、床田、坂倉の3選手が球宴選出 監督推薦で

 「マイナビオールスターゲーム2022」の監督推薦選手が13日、発表され、広島から栗林良吏投手、床田寛樹投手、坂倉将吾捕手が選ばれた。栗林は2年連続2度目、床田は19年以来2度目。坂倉は初めての出場になる。

 栗林は「まずはうれしい気持ちがあります。選んでいただけたので良いプレーができるように頑張りたい」と意気込んだ。

 初出場した昨年は第2戦に登板。2/3回23球を投げ1安打1四球1失点で負け投手になった。「今年は何とか良い投球ができるように」。リベンジを誓うマウンドでもある。

 対戦したい打者にはオリックス・吉田正を挙げた。交流戦での対戦は一度もなく「対戦してみたい」と話すと「真ん中に投げて外野フライだったらいいなと思います」と力を込めた。今季は28試合で0勝1敗17セーブ、防御率2・00。

 床田は前回出場を「めちゃくちゃ雨が降っていて、何とか一生懸命投げたという感じ」と振り返った。19年7月13日の甲子園。雨脚が強い中で七回から登板し1回2安打無失点で終えた。

 今季は14試合で7勝5敗、防御率2・78と安定感がある。直球を軸に時折織り交ぜるパームが特長的だ。球宴でも持ち味を発揮して勝負していく。

 対戦したい打者は西武・山川。現在パ・リーグトップの27本塁打を放つ長距離砲だ。「ホームランか三振かっていうくらいのつもりで、楽しんで投げられたらいいかなと思います」と意気込んだ。

 坂倉は6年目で初選出。「球界を代表する選手たちが集まる場所。本当に楽しみ。生で直接(球宴を)見た訳ではないんですが、昔の映像とかでは新庄さんのホームスチールとか、いろんな名場面がある。印象に残るプレーも多いかなと思います」と声をはずませた。

 今季は開幕から中心選手として活躍を続けている。打率・306はリーグ6位で、98安打は阪神・近本(102安打)に次いで同2位だ。

 対戦したい投手を問われると「いつ出られるかわからないので、何とも言えないですけど、あの舞台に来られる投手はみんな良い投手。対戦した投手の方と思い切って初球から振っていけるような、楽しい勝負ができるように準備をしたい」と話した。

 今年の球宴は第1戦が7月26日・ペイペイドーム、第2戦が同月27日・松山坊っちゃんスタジアムで開催される。

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