交流戦最下位に終わった広島が珍記録?交流戦史上初めて先発陣に白星なし
「広島1-8日本ハム」(16日、マツダスタジアム)
広島が交流戦史上初めて先発投手白星なしの珍記録を作った。交流戦最終戦も敗れ、3勝12敗3分けで12球団最下位でフィニッシュ。3勝は2015年DeNA以来のワースト記録だが、実はその3勝は5月28日・ロッテ戦の森浦、6月2日・日本ハム戦の森浦、6月15日・西武戦の塹江とすべてリリーフ陣が挙げた白星だった。
ちなみに今季広島戦の交流戦の勝敗と先発投手は
5月27日 西武戦△4-4 床田
28日 ロッテ戦○10-8 矢崎
29日 ロッテ戦●3-7 玉村
30日 ロッテ戦●1-7 ネバラスカス
6月 1日 日本ハム戦●3-7 大瀬良
2日 日本ハム戦○3-0 野村
4日 楽天戦●5-12 中村祐
5日 楽天戦●3-7 森下
6日 楽天戦●4-6 高橋昂
8日 ソフトバンク戦△1-1 大瀬良
9日 ソフトバンク戦●4-8 野村
10日 ソフトバンク戦△1-1 玉村
11日 オリックス戦●0-4 大道
12日 オリックス戦●2-3 森下
13日 オリックス戦●8-9 高橋昂
14日 西武戦●2-3 薮田
15日 西武戦○5-3 大瀬良
16日 日本ハム戦●1-7 九里
九里が新型コロナウイルスの陽性判定を受けて離脱したり、森下が新型ウイルス陽性者の濃厚接触者に認定されて離脱したりと、コロナ禍に見舞われた影響があった広島の先発陣。試合を作る先発陣の離脱が、交流戦のチーム成績に直結した形となった。