広島・松山「コースに逆らわず」奥川から2点打&2ランで4打点

 3回、2ランを放ち生還する松山(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト-広島」(10日、神宮球場)

 広島打線が初回に4安打を集中。プロ初登板初先発のルーキー奥川から、松山竜平内野手が先制の適時二塁打を放った。

 今季初の1番に座った鈴木誠が右中間への二塁打を放ち、チャンスメイク。1死から長野の三塁への内野安打で一、三塁とすると松山がカウント0-2から真ん中に甘く入った148キロ直球をはじき返し、左中間への2点適二塁打を放った。「コースに逆らわずに対応することができました。チャンスでランナーをかえすことができて良かったです。長さん(長野)がよく走ってくれました」と話した。

 三回には初球を振り抜き、右翼席へ9号2ラン。奥川をKOに追い込んだ。

 2-0で迎えた三回。無死一塁から、初球内角142キロ直球を完璧に捉え、右翼席に運んだ。松山は「しっかり自分のスイングで振り抜くことが出来ました。良い追加点になりました」と話した。

 奥川はプロ初被弾となった。その後、坂倉と堂林にもヒットが生まれ、4連打。無死一、三塁なったところで右腕はマウンドを降り、代わって星がマウンドに上がった。

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