石原 同姓同位置のドラ5石原貴にも助言惜しまん 呼び方は「下交渉する」

 広島・石原慶幸捕手(40)が4日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、1500万減の5500万円でサインした。自身のプレーのみならず、チーム最年長として来季も若手の底上げをサポートする決意を示した。同姓でドラフト5位の石原貴規捕手(21)=天理大=の入団を歓迎し“石原軍団”結成を匂わせた。(金額は推定)

 全てはチームのために。契約更改交渉後の石原慶に、チーム最年長としての自覚と責任がにじむ。「佐々岡新監督がいつも言っているように『一体感』をより一層大事にして、チームとして戦っていきたい」。若手が多い中での底上げへ、労を惜しまない思いだ。

 多くの若手がいる中、来季入団の新人ではくしくも同姓の石原貴が自身を目標に据える。「同じポジションで同じ名字で、どちらが名前をどういう風につけるかまだ話し合っていないので、その辺は下交渉したいと思います」とおどけた一方、ベテランの役割も担う決意だ。

 「もちろん聞かれたことに対して全部答えます。それは彼だけじゃなくてみんなそう。試合に出るために準備はするけど、出てない時に投手、野手に声を掛ける」。来季プロ19年目として高い経験値を生かしていくことを継続する。特に若手が多い投手陣には、あらゆる角度から助言を送る構えだ。

 今季はプロ1年目以来の50試合未満となる31試合の出場に終わった。主にジョンソンの登板時に先発マスクをかぶるだけに、鈴木球団本部長からは「ジョンソンの勝ち星を2桁にして、貯金を5つ以上できるように」と期待を込められた。「来季へ向けてV奪回ができるように」とベテラン。チームを全力で支え、歓喜へといざなう。

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