OB・北別府氏「言いたくない。認めたくないけど…」V逸要因に言及

 広島OBの北別府学氏が4日、中央区銀座の「ひろしまブランドショップTAU」でトークショーを行った。

 通算213勝のレジェンド右腕。今季、広島が4位に終わった原因を問われ、「言いたくありませんが、丸の力は大きかった。僕もあまり認めたくない。言いたくないけど」と悔しげ。昨オフ、巨人へFA移籍した丸について言及したうえで「3連覇は打線が打ってくれた。中押しダメ押しもあった。でも、今年は先制するけど、中押しがなかった」と振り返った。

 3連覇に貢献した選手の勤続疲労も一因に挙げ、「フランスア、中崎が今年は絶対的な抑えではなかった。田中(広輔)も疲れも出てくるでしょう。そのへんで勝ちきれなかった」と語った。

 この日、球団は緒方前監督の後任として、佐々岡投手コーチに監督要請を行った。来季、新監督のもとで期待する選手については次々と選手の名前を挙げ、「床田は左の先発の柱。遠藤は将来も楽しみ。中崎も今年は良くなかったが、精神的には強いから抑え向き」などと語った。

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