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大瀬良 痛恨のKO…六回2死から4失点 首位と6・5差も3位転落

 「中日4-1広島」(23日、ナゴヤドーム)

 広島の大瀬良大地投手(28)が5回2/3を8安打4失点で7敗目を喫した。1-0の六回2死、福田の13号同点ソロから崩れ、この回一挙4点を奪われた。イニングの途中でマウンドを降りるのは、6月28日・DeNA戦以来。この日で2017年から3年連続で規定投球回をクリアしたものの、白星では飾れず。チームは3位に転落し、4位・阪神とのゲーム差は3に縮まった。

 大瀬良は何度も振り返り、打球の行方を目で追った。1-0の六回。狂い始めた歯車を修正できず、4者連続で長打を浴び逆転された。「情けない」。味方のリードはわずかに1点だった。それでもチームを勝利に導けなかった投球に悔しさが募った。

 2死無走者から福田に中越えソロを被弾。流れを断ち切ろうしたビシエドには左中間へ二塁打を打たれ、直後に暴投で三塁へ進まれた。高橋に勝ち越しの適時二塁打を許すと、阿部にも続かれる。そして、緒方監督がベンチを立った。

 打たれた球は、いずれも真ん中付近だった。「ゾーンに投げようと思っていて、浮いてしまった」。この回、低めの球を見逃されることが増えた。そのためストライクゾーンで勝負。甘くなった球を見逃してもらえず、一振りで仕留められた。

 5回2/3を8安打4失点。イニングの途中で降板するのは、6月28日のDeNA戦以来、約2カ月ぶりだ。さらに今季はこの試合まで3戦3勝、1完封を含む3完投と無類の強さを誇っていた中日に初白星を献上。指揮官は「1-0ときつい展開だった。ちょっとしたところでね」と振り返った。

 勝負の夏場を迎え、体調管理に余念がない。内臓が疲れないように消化に良い食事を心掛ける。体に良いと聞くと、夏場前に主食を白米から玄米に切り替えた。体重はこの時期でも2~3キロ増えて、97キロだ。「ビジターの食事会場でも出してくれるところがあった。ビタミンも入っているし、栄養が取れる」と力を込める。

 巨人がDeNAに敗れた。首位とのゲーム差は広がらなかったものの、チームは3位に転落した。さらに4位・阪神が勝利したため、その差は3に縮まった。

 大瀬良の次回登板は、中5日で29日・巨人戦(東京ドーム)か、そのまま中6日で30日・DeNA戦(マツダ)になる見込み。いずれも上位との対戦になるだけに、負けられない。「頭を整理して、次はいい形で投げられるようにしたい」。同じ失敗は繰り返さない。エースとして強さを見せるときだ。

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