バティスタのドーピング陽性、NPB事務局長は「啓発がたりないのかな」

 日本野球機構(NPB)は17日、広島のサビエル・バティスタ外野手(27)がドーピング検査において陽性反応を示したことを発表した。バティスタは同日、出場選手登録を抹消された。使用薬物についてNPBの井原事務局長は「途中経過でありますので、説明は差し控える」とした。

 バティスタへのドーピング検査は6月上旬に実施。陽性反応を示し、その後に検査した予備の検体も陽性反応を示した。検査結果は前日夜に球団に通知されたという。今後は認定した日を含む実働日の10日以内に選手および関係者、球団に対し弁明の機会が与えられる。さらに、弁明の機会を与えてから20日以内に、NPBアンチ・ドーピング調査裁定委員会で処分が検討され、決定する。

 今年、ドーピング検査で陽性反応が出たのは、オリックス(当時)のジョーイ・メネセス内野手に続いて2人目。外国人選手に相次ぐドーピング違反に、同事務局長は「まだまだ選手に対する啓発が足りないのかなと。2月のキャンプ地で全選手に啓発を行っているが、外国人選手にはうまく伝わっているのか。そこを考え直さなくてはいけない」と話した。

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