14安打13得点で連敗5で止める 九里がプロ初完投勝利

1回、3ランを放ち笑顔で生還する広島・バティスタ(左は広島・松山竜平)=ヤフオクドーム(撮影・飯室逸平)
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 「交流戦、ソフトバンク4-13広島」(17日、ヤフオクドーム)

 広島が14安打13得点で大勝し、連敗を5で止めた。

 初回、2死一、二塁から5番松山が中前へ先制適時打を放つと、続くバティスタがバックスクリーン右へ9号3ランを放り込んだ。

 松山は「打ったのはフォーク。ランナーを何とかかえしたかったです。チームに勢いをつけたかったので、いい先制パンチになりました」とコメント。バティスタは「打ったのはストレート。アウトコースを狙ってコンパクトにスイングが出来ました。顎を締めて打つことが出来ました」と振り返った。

 3点リードの六回。松山、バティスタの連打で無死二、三塁の好機を作ると、野間が中前へ2点適時打をはじき返した。野間は「打ったのはストレート。追い込まれていたので、何とか必死に食らいついていきました」と振り返った。

 さらに2番手・笠谷の暴投、菊池、丸の連続タイムリー、鈴木の2ランも飛び出し、この回8得点。

 5月11日・阪神戦(マツダスタジアム)以来となる2桁得点を挙げた。

 先発の九里は大量点に守られ、9回6安打4失点でプロ初完投、2勝目を挙げた。

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