高校野球 春&夏の甲子園で誹謗中傷が2000件超 日本高野連がモニタリング結果発表 関係各所に削除要請「戦犯」などの投稿に

 日本高野連は6日、公式ホームページで今年度の第98回センバツ高校野球大会、及び第108回全国高校野球権においての誹謗中傷等モニタリング結果を発表。合わせて2018件の削除要請を行ったことを明らかにした。

 今夏の甲子園では「報告・削除要請を行った1395件のうち、侮辱型が836件と最も多く、次いで名誉・信用毀損型・風評被害が301件、差別・偏見型が132件、脅迫型が29件でした」と公表。その上で「具体的には、試合結果について特定の選手に『戦犯』などの言葉を用いて責任を負わせる投稿や、審判に対する侮辱、性別を理由に能力や適性を否定する差別的な投稿、性的中傷などが確認されました」と言う。具体的に削除された文言として「こういう○○は個人情報晒して吊し上げ→自○に追い込め!!」(脅迫型)「○○って子がゴミすぎてどっちみち負けか」(侮辱型)「やつが戦犯だな」(侮辱型)との事例を紹介した。

 日本高野連は「両大会のモニタリングでは、出場校や選手、審判などに対する侮辱的な投稿が多く確認されました。試合内容や大会運営に関する意見や感想は、高校野球への関心を示すものです。一方で、個人の人格や尊厳を傷つける誹謗中傷等は、選手や大会関係者の心身に深刻な影響を及ぼすおそれがあります」と分析。「また、誰もが安心して大会を楽しみ、建設的な意見を発信できる環境を損なうことにもつながります」と警鐘を鳴らした。

 来年度の甲子園大会についても「今後もインターネット上の誹謗中傷等の実態把握と適切な対応に取り組み、すべての人が互いに敬意を持って高校野球に関わることができる環境づくりに努めてまいります」と記した。

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス