日本ハム 伊藤大海がポスティング申請「幼い頃からの夢」新庄監督も後押し「本人の決めたことは応援したい」

 日本ハムは1日、伊藤大海投手(29)のポスティングシステムを利用した米大リーグ移籍を承認し、申請手続きを開始したと発表した。

 秋季キャンプに不参加の伊藤は球団を通じて、MLBでのプレーを「幼い頃からの夢であり、ずっと目標にしてきたことの一つ」とコメント。「プロ野球選手になってからは、ファイターズで優勝することを第一の使命として、チームの勝利に貢献するために日々努力を重ねてきました」などと振り返り、家族や球団、関係者への感謝を示したうえで「偉大な先輩方のように、自分もファイターズへの感謝と誇りを胸に、世界最高峰の舞台で勝負したい」と決意表明した。

 2020年度ドラフト1位の伊藤は、入団以来6年連続で規定投球回をクリアし、通算65勝。昨季は2年連続の最多勝、自身初の沢村賞も受賞し、今季も3年連続2桁勝利となる10勝を挙げた。過去にもダルビッシュ、大谷ら6人のポスティングを認めてきた球団は、本人の希望に応えた。

 エースのメジャー挑戦に、新庄監督は「ずっと言ってきたことだから、本人の決めたことは応援したい」と後押し。一方で、MLBの現行の労使協定が12月1日(日本時間2日)に失効するため、移籍交渉が難航する可能性もあり「残るかもしれない。一緒にやりたいですけどね。待ちましょう」と、複雑な心境ものぞかせた。

 ◆伊藤 大海(いとう・ひろみ)1997年8月31日生まれ、29歳。北海道出身。176センチ、85キロ。右投げ左打ち。投手。駒大苫小牧から苫小牧駒大を経て20年度ドラフト1位で日本ハム入団。プロ1年目の21年は、3月31日・西武戦で初登板初先発を果たすなど10勝をマーク。最多勝2回(24~25年)、最多奪三振1回(25年)、最高勝率1回(24年)、沢村賞1回(25年)。21年・東京五輪代表。23、26年・WBC日本代表。

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