日本ハム・中島が引退会見「ファイターズで終わりたいという気持ちが強かった」、18年間プレーできた理由は「自分で決めたことは最後までやり続けたことが一番」
日本ハム・中島卓也内野手が22日、エスコンフィールドで引退会見を開いた。ユニホーム姿で登壇した中島は、穏やかな表情で「スッキリした気持ち。18年やれると思っていなかったので、ここまでの選手に育ててくれたファイターズに本当に感謝してますし、このユニホームを着て18年やれたことは本当に幸せでしたし、ファイターズのユニホームを着られてよかった」と心境を語った。
プロ通算18年で1313試合に出場し、736安打、206盗塁、256犠打を記録。俊足と高い守備力を武器に15年には盗塁王とベストナインに輝き、16年のリーグ優勝、日本一に貢献した。際どい球をカットしてファウルにする粘りの打撃は、職人芸と称された。
今季はここまで1軍昇格なし。2軍でのプレーが続く中で引退への気持ちが芽生えたといい「本当に悩みましたけど、最後にはファイターズで終わりたいと気持ちが強かったので、引退するという決断になりました」と、経緯を明かした。
去就を栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーや田中賢介スペシャル・アドバイザーらに相談した際には「ここまでよくやってきたよな」と言葉をかけられたという。「今までやってきたことが頭に浮かんできて、うるうるしながら言葉を聞いたんですけど『よくやってきたよな』という言葉が自分の中で一番、そうだよなと思って、納得というか、本当によくやってきたなと思いました」と、胸に染みたひと言を振り返った。
遊撃のレギュラーとして貢献した16年のリーグ制覇と日本一が一番の思い出。18年間プレーできた理由を問われると「自分で決めたことは最後までやり続けたことが一番だと思う。準備だったり、守備とかバッティングの技術もそう」と話し、後輩たちにも「やり続けることは大事だと思うし、難しいと思う。本当に一つ何か決めたことはやり続けてほしい」とメッセージを送った。今後については「将来的には指導者になりたい」と希望を口にした。
この日の楽天戦には、遊撃でスタメン出場の予定。「1、2番で“ハルタクコンビ”でいけたらいいかな」と盟友・西川とのコンビ復活を楽しみにしつつ「今は2位と3位がかかっている大事な時期で、変なことはできない。スタメンで出るからにはチームの勝利に貢献できるように最後の最後まで自分のプレーをしたい」と気を引き締めた。
