佐賀商が1点の攻防で涙の惜敗 九回一打逆転サヨナラ好機もあと一本が…出場5大会連続の初戦敗退もスタンドから温かい拍手 1994年夏の王者もV後はわずか1勝

 「全国高校野球選手権・2回戦、拓大紅陵1-0佐賀商」(12日、甲子園球場)

 佐賀商が惜敗し、出場5大会連続の初戦敗退となってしまった。

 序盤3イニングのピンチを切り抜けた佐賀商。四回に適時二塁打で先制を許したが、以降もエース・東條が拓大紅陵打線に追加点を許さなかった。

 だが打線が相手の継投に沈黙。八回に2番手・山辺から1死二塁の好機を作るも追いつくことはできなかった。九回に2死二、三塁と一打逆転サヨナラの状況まで拓大紅陵を追い詰めたが、池原が遊ゴロに倒れあと一本が出なかった。

 整列後、東條は必死に涙をこらえていた。アルプスへのあいさつを終えると、選手達の目からは大粒の涙が流れた。グラウンドから引き揚げる際にはスタンドから大きな拍手が送られた。それだけ印象的なチームだ。

 佐賀商は夏の甲子園を制した1994年の第76回大会以降、夏の聖地では1勝5敗と苦戦が続いている。今夏は8年ぶりの出場だったが、初戦で涙をのんだ。

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