佐野日大・麦倉監督「2球待ちなさい」難敵・高部対策を明かす 「何でもいいので1点を取りたいと」1-0で25年ぶり勝利
「全国高校野球選手権・1回戦、聖隷クリストファー0-1佐野日大」(6日、甲子園球場)
佐野日大が1点を守り切り、25年ぶりに夏の甲子園で勝利を挙げた。春夏通算10勝目となった。
エース鈴木が力投した。四回、六回は得点圏に走者を背負ったが、要所を締めて得点を与えず。今大会注目の左腕、聖隷クリストファー・高部に負けじと、スコアボードに0を並べ続けた。
麦倉監督は「高部君のあの投球を見て、本人(鈴木)も力に変えたと思います。競ったゲームはうちの展開だぞと言っていた」と振り返った。
打線はしぶとく高部に食らい付いた。序盤から中盤にかけて、3ボールになれば2球待ての指示も出し、高部のスタミナを削った。「高部くんを攻略しないと勝ち目がない。2ストライク追い込まれるまで、『2球待ちなさい』と。球数を投げさせたかった」と麦倉監督。五回に初安打を放つと、七回は2死から三ゴロ失策、左前打で一、二塁の好機。8番・高橋の中飛が相手の失策を誘い、決勝点を奪った。
「そう簡単には打てない。食らい付いて何でもいいので1点を取りたいと。勝つなら1-0、2-1くらいしかないと想定していた」。麦倉監督の狙い通りの展開だった。鈴木は9回6安打の完封、四死球0の制球力が光った。
次戦の相手は神村学園。麦倉監督は「聖隷クリストファーさんの思いも背負って、うちらしい粘りで向かいたい」と、うなずいた。
