今秋ドラフト上位候補、横浜・織田 自己最多186球完投星 11安打6失点も要所締めた13奪三振
「春季高校野球神奈川大会・準決勝、横浜8-6桐光学園」(2日、横浜スタジアム)
神奈川大会は準決勝2試合が行われ、横浜が8-6で桐光学園を下し、2年連続の関東大会出場を決めた。今秋ドラフト上位候補の最速154キロ右腕・織田翔希投手(3年)が11安打6失点と打ち込まれながら、186球の完投勝利を挙げた。
織田は渾身(こんしん)の直球で最後のアウトを奪うと、ほっとした表情で天を仰いだ。2点差に迫られた九回2死一、二塁で狙い通り空振り三振。2試合連続完投勝利を収めたが、笑顔はなかった。「入りの甘さが課題。チームに影響を与える部分なので改善したい」と強い口調で話した。
二回に3四球で2失点と球数がかさみ、七回以外は毎回の走者を許した。それでもマウンドは譲らなかった。村田浩明監督(39)は「夏は連戦も想定され、投げなければいけないこともある。今大会はやっていないことをやろうと取り組ませている」と、右腕の続投意思を尊重した。
最速152キロを計時したが“織田対策”で直球を狙われ、7四球と制球にも苦しんだ。要所で緩急を使い13奪三振。自己最多の186球となったが「これだけの球数を投げてこそ意味がある」と糧にする考えだ。
横浜は関東大会の出場が確定。「自分の球どうこうではなくて初回、1球目っていうところを大事にしたい」と右腕。エースとしてチームを引っ張っていく。
