オリックス・岸田監督 “投手”平野にゲキ 兼任コーチの重責理解も「難しいけど選手もやらないといけない」

 投手でも奮起せよ!オリックス・岸田護監督(44)が30日、来季から兼任コーチとなった平野佳寿投手(41)に猛ゲキを飛ばした。「何をやっても(若手の)手本になる。その時点で(コーチとしての)役割は果たせている」とする一方で「難しいけど、選手もやらないといけない。競争?選手である以上は含まれる」と重責を理解した上での結果も求めた。

 今季の平野はNPB通算250セーブを達成すたが、1軍登板はわずか3試合。0勝1敗1セーブ、防御率15.43と最悪だったが、このまま初心者マークのコーチ業だけで終わってほしくない。精神的支柱である右腕が投手としても活躍すれば、チームにとっては鬼に金棒となるからだ。

 「超ベテランになるので普通の若い選手と同じような扱いはない。いろいろと体にガタがきているだろうし、そこは考慮する」と指揮官。今オフは減額制限(1億円超は40%)を超える1億1000万円ダウンの年俸5500万円(推定)で再出発となった平野も「1軍でしっかり投げられるように」と期待に応えるつもりだ。

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