ヤクルト・林田球団社長 ホワイトソックス入り決定の村上にエール 譲渡金(約10億3000万円)については…
ヤクルト・林田哲哉球団社長(70)が22日、ポスティングシステムを使って大リーグ挑戦を目指した村上宗隆内野手(25)の移籍先が、ホワイトソックスに決まったことについて感想を語った。
「大変うれしいことだと思います。ホッとしたっていうのが村上君もそうだろうけど、球団としても決まって良かったという気持ちがまず第1にきますね」と語った。
そして「大リーグのゲームに出られるというのが夢ではなくてスタートになる。結果はそんなに急ぐ必要はないと思う。神宮でいるような堂々とした姿でバッターボックスに立ってくれたら、まずいいスタートが切れたって思えるんじゃないかな。彼が『死に物狂いで頑張る』って言ってるんで、われわれは日本から応援したい」とエールを送った。今季、ヤクルトは最下位に沈んだだけに「われわれも、スワローズが頑張らないといけない」と覚悟を示した。
ヤクルトに支払われる譲渡金657万5000ドル(約10億3000万円)については、「全然あてにしてないと言うとうそになるかもしれませんが、それが入ったから何をするかなんてないんで、あんまり気にはしない。彼が世界から認められる結果を出してくれることがヤクルトにとっても決して小さいものではない」とコメントした。





