巨人 育成5位・知念の進化 武田勝監督が明かす「緻密さが欠けているよという話はした」

 ドラフト指名時の自身の誇張モノマネをする武田勝監督(右)に爆笑のオイシックス・知念
 巨人の指名挨拶を受けてシーサーポーズを決めるオイシックス・知念
 巨人の榑松スカウトディレクター(左)、斉藤宜之スカウト(右)とガッチリと握手を交わす育成5位のオイシックス・知念
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 巨人から育成ドラフトでの5位指名を受けたオイシックス・知念大成外野手(25)が31日、新潟市内の球団事務所で巨人の榑松伸介スカウトディレクター(49)らの指名のあいさつを受けた。元日本ハムのオイシックス・武田勝監督(47)は念願のプロを勝ち取った知念の2年間の成長ぶりを語った。

 今季はイースタン・リーグで2年連続での最多安打を記録し、打点王を獲得。ただ、首位打者に輝いた昨季の打率・323から今季はリーグ2位の・283。知念は「去年よりも落ちたので。本塁打が増えただけで長打率も落ちている」と今季の成績を振り返った。

 それでも武田監督は昨季からの進化がドラフト指名につながったと話す。「去年は首位打者は取ったが、走塁面とか守備面ではまだまだ。緻密さが欠けているよという話はした」と明かした。

 打率などは1年目よりも下がったが「(スカウトは)もう打撃面は分かっている」とした上で「走塁1つにしても次(の塁を狙う)という意識をしてほしいと伝えた」と説明した。

 守備面でも「センター方向に打球が飛んだときに一歩下がってしまうクセがある。それで前の打球が弱かった。送球ミスも少なくなった。やっぱり(元)投手だから遠投をしたくなって、カットマンへ投げない。そういう細かなところを見られている」と、数字に表れない部分での成長を称賛。「早く1軍で活躍している姿を見たい」と大きな期待を懸けていた。

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