DeNA・牧 2カ月ぶり1軍で安打、回復アピール 侍選出に「うれしい」
「練習試合、DeNA4-9日本通運」(8日、横浜スタジアム)
8月に左手親指付け根の手術を受け、2軍調整を続けてきたDeNA・牧秀悟内野手(27)が8日、約2カ月ぶりに1軍合流。日本通運との練習試合(横浜)に「5番・一塁」でスタメン出場し、3打数1安打1四球。11日からのCSファーストSに向け、順調な回復をアピールした。
初回だった。ドラフト候補右腕・冨士の初球に反応すると、痛烈な投手強襲の内野安打となり、1軍復帰即Hランプをともした。「形どうこうじゃなく、前に飛ぶことができたので良かった。感覚も良くなっています」。守りでも本職の二塁ではない一塁を軽快にこなした。
この日は侍ジャパンのメンバーにも選出された。もはや常連となっているが「選んでいただいたこと自体がうれしい」と牧。2023年に続き、来年のWBCに向け「一選手として、もう一度あの舞台に立ちたい」と意欲を口にしたが、まずは目の前のポストシーズンへ力を注ぐ。
三浦監督が今季限りで退任することが決まっており「1試合でも長く一緒にやりたい」と力を込めた。



