広島・小園&森浦が侍ジャパン入り 小園、昨秋プレミア12決勝無安打リベンジへ 森浦、貴重な左のリリーフで光る

 (左から)広島・小園、森浦
 マツダスタジアムの階段をダッシュで駆け上がる小園(撮影・市尻達拡)
2枚

 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」(11月15、16日・東京ド)の日本代表に広島・小園海斗内野手(25)と森浦大輔投手(27)が選出されたことが1日、分かった。小園は昨秋の「プレミア12」で準優勝に貢献。森浦は22年秋以来の代表入りとなる。来春のWBCメンバー入りも見据え、カープを支える投打の2人が存在感を示す。

 カープを支える2人の鯉戦士が、再び日の丸を背負って戦う。侍ジャパンは11月15、16日に韓国代表と強化試合を実施。小園と森浦にとってはWBC本戦での選出に向けた、貴重なアピール機会となる。

 小園は昨年11月に行われた「プレミア12」で大会準優勝に貢献した。本職ではない二塁で大会ベストナインを獲得し、打率・387、2本塁打、8打点で打線をけん引。決勝戦の台湾戦は4打数無安打に終わり、大会後には「いろんなことを、考えさせられる大会だった。また頑張りたいし、リベンジしたい」と向上心をかき立てていた。

 今季はここまで136試合に出場して打率はリーグトップの・306。不動の3番打者として159安打を放ち、初の首位打者の座を射程圏に捉えている。非凡な打撃センスは大舞台でも強みになる。

 森浦は22年11月に初めて代表入り。同年11月9日の強化試合・豪州戦では9回に登板して1回を無失点に封じていた。今季は夏場から抑えを担い、60試合で2勝3敗25ホールド、12セーブで防御率1・63の安定感を発揮。貴重な左のリリーバーとして期待される。

 史上初となる来春のWBC連覇に向け、侍ジャパンは来月6日から宮崎市内で強化合宿を実施。今秋の日韓戦から、その挑戦は幕が開ける。本大会でのメンバー入りも目指し、カープの代表として輝きを放っていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス