オリックス・山下 パ・タイ記録!初回先頭から6連続K「最高だったと思います」1年ぶり白星は逃す

 「西武2-1オリックス」(18日、ベルーナドーム)

 勝利という形では報われなかったが、今季2度目の先発となったオリックス・山下が怪物ぶりを発揮。パ・リーグタイ記録となる初回先頭打者から6連続奪三振と躍動し「最高だったと思います」と心地よい汗をしたたらせた。

 先頭打者の西川をフルカウントから落差のあるカーブで空振り三振に仕留めて奪三振ショーを展開。続く平沼を155キロの速球、外崎をフォークで空振り三振に取った。

 二回にはネビン、渡部聖を連続空振り三振に仕留め、山村にはこの日のMAX157キロを連発し、最後はカーブで見逃し三振に仕留めた。三振量産を「前にはじかれなかっただけ、結果良かった」と笑みを浮かべた。

 力投むなしく、1点の援護をもらった八回に、同点打を許し、八回途中で降板。1年ぶりの白星を逃し、チームも痛恨のサヨナラ負けを喫した。だが、7日・日本ハム戦での5回11奪三振に続く、23年の新人王の復活投球は、CSを争うチームにとっては、願ってもない好材料だろう。

 「どんどん状態を挙げていって、いい形にしていきたい」と右腕は力強く宣言した。

 ◆パ・リーグで23年ぶりの初回先頭から6者連続奪三振 オリックス・山下が、初回の先頭・西川から6者連続で三振を奪った。パ・リーグでは西口文也(西武)が、2002年4月8日のオリックス戦で記録して以来、23年ぶり。なお、NPB記録は、小山正明(阪神)が1956年3月27日の広島戦でマークした7者連続三振。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス