ヤクルト・村上 8月度「スカパー! サヨナラ賞」初受賞 故障から1軍復帰後39戦19発異次元ペースの主砲

 「大樹生命月間MVP賞」を受賞した村上(撮影・佐藤厚)
 「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した村上(撮影・佐藤厚)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(25)が12日、8月度の「スカパー! サヨナラ賞」を8年目で初めて受賞した。8月12日・DeNA戦(神宮)、1-1で迎えた九回無死一塁の場面でバックスクリーンに5号サヨナラ本塁打を放った。サヨナラ弾は自身3年ぶりだった。

 村上は「なかなか受賞できなかったので、こうして初めて受賞できてうれしいです。印象に残るサヨナラが打てて良かったです」と笑顔だった。ファンも主砲の一発を期待しており「僕は僕の打席を全うするだけだと思います。ファンの人たちにも見せたいという気持ちはあります。力まずにやっていければなと思っています」と意気込む。

 チームは8月31日にリーグ優勝の可能性が消滅し、ここまで最下位に低迷している。「今日の1打席に集中する、今日の試合に集中するというところを目標にやっていければなと思います」と覚悟を示した。

 村上は7月末に上半身の故障から1軍復帰後、39試合で19本のアーチを放っており、異次元のペースで本塁打を量産している。

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