ロッテ・種市 上位2チーム連勝斬り 「真っすぐで押せた」鷹打線にわずか2安打8回0封

 「ロッテ9-1ソフトバンク」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 首位戦線に立ちはだかった。ロッテ・種市が四回に2安打を許した以外は八回まで無走者に抑える力投。自身4連勝で7勝目を挙げた。3日には日本ハムを相手に1失点完投。首位を争う2チームに連勝して「優勝が懸かっているので(相手が)必死でくる中、真っすぐで押せたのは良かった」と振り返った。

 最速154キロの直球に決め球のフォーク。そしてスライダーがアクセントを付けた。「真っすぐでファウルを取れて、追い込んでから勝手に迷ってくれるので、そこが良かった」と、五回まで毎回の9三振を奪った。

 種市に対して手厳しい吉井監督は「これが平均的かな。もっと上がある。彼もメジャーにいけるくらいの選手」と辛口を交えて絶賛。右腕は「満足は全くしていないが、少しずつ良くなっている」と言う。上位連破もまだ過渡期。完成形を目指していく。

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