ヤクルト・青柳 移籍後5度の実戦登板で初めて失点許さず 1軍初登板初先発へ準備整え猛アピール
「イースタン、ヤクルト-ロッテ」(7日、戸田球場)
ヤクルトに新加入した青柳晃洋投手(31)が先発し5回で56球を投げ1安打4三振無失点に抑えた。移籍後5度の実戦マウンドで初めて失点を許さなかった。
上々の立ち上がりだった。直球にキレがあり、変化球もさえた。2四球と課題の制球力も安定し大崩れすることもなかった。
前回8月30日のイースタン・日本ハム戦(戸田球場)では5回を7安打4失点(自責2)で降板し3敗目を喫していた。四回まで1失点に抑えたが、五回に3失点を許した。課題の制球力は1四死球と改善されていたが、7安打を浴びる内容だった。移籍後4度の登板ではいずれも失点を許す安定感を欠く投球だった。
NPB通算61勝の元虎のエースが、移籍後1軍初登板初先発に向けて準備を整え、猛アピールを敢行した。





