ヤクルト 青柳晃洋が会見で語った母への思い「幼少期からヤクルトレディーで働いていて」女手一つでプロ選手へ「すごくご縁があるのかな」
ヤクルトへの加入が決まった青柳晃洋投手が31日、都内で入団会見に臨み「まず経験をさせてもらったタイガースへの感謝もあります」と語った。
昨オフに阪神からポスティングでメジャーに挑戦し、フィリーズとマイナー契約を結んだ。だが結果を残すことができず、2Aに降格した上で自由契約になった。「向こうは全然違いますし、文化の違いもあったので。そこで結果を出すことはできませんでしたが、すごくいい経験をさせてもらった。まず経験をさせてもらったタイガースへの感謝もありますし、僕自身、本当にいろんな経験をすることで野球選手、人として大きくなれる。これをNPBに返していけたら」と言う。
「アメリカ挑戦に対して応援してくれたファンの方もいますし、送り出してくれたタイガースファンもいますし。その中で半ばで帰ってきましたけど、そういう人たちの前でプレーする機会をいただきましたので、ここでしっかりした投球を見せるのが一番だと思うので。球団もNPBも盛り上げていけたら」と青柳。「活躍することが阪神への恩返し」と力を込め、今後については「先のことは分からないので高津さんと相談して決めていけたら」と語った。
また最愛の母・利香さんへの思いも。女手一つで育ててくれた経緯もあり「僕が幼少期から母親がヤクルトレディーとして働いていて、正社員として今も働いているので、そういうところで野球ができるのもすごくご縁があるのかなと思います」と明かした青柳。阪神時代の2023年に日本シリーズ優勝を果たした直後、ABCの優勝特番に北新地の居酒屋から登場し、スタジオを騒然とさせたこともあった。





