ドラフト上位候補の青学大・中西聖輝が年下の156キロ剛腕に感嘆「語尾が『それ球速くなりますか?』」
「練習試合、DeNA2軍5-6大学日本代表」(3日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
侍ジャパン大学代表の直前合宿が4日目を迎え、DeNA2軍との練習試合が実施された。今秋ドラフト上位候補の青学大・中西聖輝投手(4年・智弁和歌山)が1軍実績のある選手も並んだ打線を相手に4回2失点(自責0)。最速151キロを記録した直球に、カーブやフォークなどの変化球を織り交ぜ4三振を奪った。「プロ相手ということで意識しすぎたところがあったんですけど、二回以降は修正できた。変化球に関しては良い反応が見て取れることが多かった」と納得顔だ。
初めて日の丸を背負い、大学球界トップクラスの選手たちと過ごす日々は刺激たっぷりだ。持ち前の明るい性格で、いろんな選手に声をかける姿も目立っており「調整方法だったり、トレーニングだったり、トップレベルの考えでやっている選手ばかりなので、自然と楽しくなっている」と充実の表情を浮かべた。
印象的だった選手の一人には、3年生で選出された仙台大の佐藤幻瑛投手(柏木農)を挙げた。この日の試合で最速156キロを記録するなど2回2/3を無失点の好救援を見せた剛腕について「スピードに特化した投手。質問の語尾が『それスピード速くなりますか?』みたいな(笑)僕が何かしてたら『それ球速くなりますか?』と自然と聞いてくるので、これくらい突き詰めなアカンのやなと刺激になりました」と貪欲な姿勢に感嘆した。





