東北福祉大・堀越 出た156キロ!初球から150キロ超連発 6回0封10K 阪神スカウト「プロでも使えるレベル」

 「全日本大学野球選手権・2回戦、東北福祉大4-0東日本国際大」(12日、神宮球場)

 2回戦4試合が行われ、東北福祉大も準々決勝に進出した。

 大舞台で自慢の剛腕を披露した。今秋ドラフト1位候補の最速157キロ右腕・堀越啓太投手(4年・花咲徳栄)が今大会初登板で先発し、6回5安打無失点と好投した。

 初回先頭の初球から8球連続で150キロ超え。1死一、三塁とするも2者連続三振を奪い、シャウトした。球数100球を超えた六回も150キロを計測し、スライダーなども駆使して10奪三振。ネット裏のスカウトのスピードガンではこの日最速156キロを記録した。

 試合終了時間は午後10時を回るも、阪神は竹内球団副本部長らが最後まで残って視察。葛西スカウトは「スケール感がある。変化球も決まっているものはプロでも使えるレベル」と高評価した。

 「0で抑えられたことはよかった。まだまだ成長できる」と堀越。全国の猛者を剛球で圧倒する。

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