花園大・藤原 150キロ超連発の圧巻リリーフ「出力を上げた中でコントロールがよくなった」自己最速タイ155キロ計測も
「大学関西オールスター5リーグ対抗戦・決勝、京滋大学野球連盟0-3近畿学生野球連盟」(22日、わかさスタジアム京都)
大学関西オールスター5リーグ対抗戦の決勝が22日、京都市のわかさスタジアムで行われ、京滋大学野球連盟が近畿学生野球連盟を3-0で下し、1998年以来27年ぶり2度目の優勝を果たした。今秋ドラフト候補右腕の花園大・藤原聡大投手(4年・水口)が2/3回を無失点に抑えて勝利に貢献した。
八回からマウンドに上がり、3球目に自己最速タイの155キロをマーク。先頭に投じた4球全てで150キロ超えを計測して見逃し三振に封じた。「最速を更新したいなと思っていた」とエンジン全開で腕を振り、圧巻の球威を見せつけた。
今春リーグは5試合に登板して4勝1敗、防御率2・05。「出力を上げた中でコントロールがよくなった」と剛球を操る術(すべ)を身につけつつある。目標はプロ入り。「自分の持っているものを出せるように」と勝負の秋を見据えた。
◆藤原 聡大(ふじわら・そうた)2003年11月20日生まれ、21歳。三重県伊賀市出身。177センチ、75キロ。右投げ右打ち、投手。玉滝小1年時に阿山ブルーファイヤーズで野球を始め、阿山中では甲賀リトルシニアでプレー。水口では1年秋からベンチ入り。花園大では1年春からベンチ入り。





