近江・多賀監督 36年間の指揮「奇跡」 退任会見で後任の教え子にエール「彼は必ずやってくれると」

 会見する近江・多賀監督
 目をつぶりながら監督人生を振り返る近江の多賀監督
 OBで元プロ野球選手の村西辰彦さん(左)と島脇信也さん(右)から花束を受け取った近江の多賀監督
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 近江(滋賀)を春夏2度の甲子園大会準優勝に導いた多賀章仁監督(65)が10日、滋賀県彦根市の同校で退任会見を行った。今月限りで監督を退き、4月1日からは総監督に就任する予定。後任は2001年夏の甲子園で準優勝したチームの主将だった小森博之コーチ(41)が担う。

 1989年から監督を務め、春7度、夏16度の計23度も甲子園の土を踏んだ。「36年も監督をやらせてもらい、本当にもうラッキーだなと思う。高校野球の指導者としてここまで携われたことが奇跡」と振り返った。

 後任の小森コーチに「彼は必ずやってくれると思う」とエール。悲願の日本一は教え子に託した。

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