ヤクルト・小川が4年連続8度目の開幕投手へ誓い 「当然やらないといけない」 辰年に竜斬り決意
ヤクルトの小川泰弘投手(33)が3日、都内の母校・創価大で始動。「原点」と呼ぶ場所で先輩や後輩らと汗を流すと、開幕投手への思いを言葉にした。
虎視眈々(たんたん)と狙うのは、自身初となる4年連続8度目の大役だ。3月29日の中日戦(神宮)を見据え、「当然やらないといけないと思っています。しっかり体と気持ちをつくって、去年とまた違った自分を表現しながらやっていければいい」と表情を引き締めた。
巨人から中田が移籍するなど、積極的な補強を行っている中日が相手となる。報道陣から「辰(たつ)年にちなんで…」という問いかけには、「ブルーですか?ドラゴン?」と質問意図を理解して笑顔。「いいバッターもたくさんいますし、頑張りたい」と意気込んだ。
リーグ優勝の奪還を誓う今シーズン。開幕マウンドは小川が最有力候補に違いないが、高津監督は「目標にしている人もいる。開幕投手を目指して競争してほしい」と争奪戦を歓迎している。
小川は「もちろん年齢が上がってきて、若い選手も増えてきた。若い選手が出てこないとチームは強くならないと思うので、そこは出てきてほしい」と受けて立つ構えを見せ、「それでもやるからには年齢は関係ない。やっぱトップというか、先頭で走れるように。毎年やりたいなと思います」と覚悟を言葉にした。