韓国選手が「私の方がもっと感謝」 激闘の裏にあった物語 1次L日韓戦で死球与えた隅田知一郎、決勝前に直接謝罪「言葉は通じなかったが」 韓国報道
韓国メディア「スポーツソウル」が19日、アジアプロ野球チャンピオンシップの裏にあった日韓の友好シーンを紹介した。
17日の1次リーグでの日韓戦で、日本の先発の隅田知一郎が五回に韓国の7番キム・ジュウォンに死球。キムは座り込み、暫く立てなかったが、その後一塁へ。隅田も帽子を脱いで謝罪の意を示していた。
ただ、その後、隅田は直接会って謝罪したいという意向を韓国側に伝え、決勝の前に対面が実現。キムは「言葉は通じなかったが、感情を感じることができた。体に当たるボールは試合ではいくらでもある。でも考えてくれて、私の方がもっと感謝している」と語ったという。
同紙は「血も涙もない勝負の世界でも、『野球選手』という点は同じだ。隅田とキム・ジュウォンが仲間愛をしっかり見せてくれた」と、つづった。