同大の最速152キロ右腕・真野の復帰登板に7球団スカウト集結 三回途中1安打1失点「ある程度投げられたのは収穫」

 「関西学生野球、関学大10-6同大」(23日、ほっともっとフィールド神戸)

 同大の最速152キロ右腕・真野凜風投手(4年・天理)が今秋初登板を2回2/31安打1失点で終えた。コンディション不良からの復活登板に「ある程度投げられたのは収穫です」と前を向いた。

 1点ビハインドの五回1死一、三塁でマウンドへ上がった。四球を与え満塁とするが、この日先制3ランを放っている石井雄也捕手(4年・大阪桐蔭)を外角直球で見逃し三振に。しかし「石井を打ち取って気が抜けてしまった」と次打者に走者一掃の適時二塁打を浴びた。「あそこを抑えきれずに流れを持ってこれなかった。僕が敗因かなと思います」と悔やんだ。

 長身から角度のある直球が武器の真野。この日は7球団のスカウトが見守る中での復帰登板だった。最速が142キロにとどまるなど万全の状態ではないなか「なんとか流れをもってこようと思った」と懸命に腕を振った。プロ志望届の提出は熟考中だということも明かした。

 最後のリーグ戦も残り少なくなっている中で「後輩たちが盛り上げてくれている。その期待に応えたい」と全力を尽くすことを誓った。

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