乙訓が6回コールド快勝で4強入り 準決勝は立命館宇治と対戦

 「春季高校野球京都大会・準々決勝、乙訓11-1洛水」(6日、わかさスタジアム京都)

 乙訓が六回コールドで洛水を下し、準決勝へ進出した。

 乙訓打線は活発だった。初回から洛水・先発の三重生誠太投手(3年)を攻め、2点を先制。その後も、長短打を絡めながら、効果的に追加点を奪っていった。

 打線の中心は1番・左翼の奥山隆己外野手(3年)だった。初回、先頭で中前打を放つなど、4打数3安打。「なんとかチームに貢献したかった」と、献身的な姿勢で塁に出続けた。

 先発した山村寬投手(2年)は打線の援護もあり、テンポの良い投球を披露。6回2安打1失点と好投した。

 試合後、市川靖久監督は打線について、「ストレートに振り負けないように指示したのは出来たかな」と、評価した。

 乙訓は13日、準決勝で立命館宇治と対戦する。

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