佐々木朗希が公式戦日本人最速タイの165キロ!敵地・京セラドームが拍手に包まれる アクシデントものともせず

 5回、杉本を空振り三振に仕留める佐々木朗(撮影・山口登)
 5回、佐々木朗が杉本に投じた投球は165キロを記録(撮影・山口登)
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 「オリックス-ロッテ」(28日、京セラドーム大阪)

 ロッテの佐々木朗希投手が五回1死一塁から、杉本に投じた初球のストレートが日本人最速タイとなる165キロを計測した。セットポジションから投じた1球で、公式戦では日本ハム時代の大谷がたたき出した記録に並んだ。

 敵地・京セラドームはどよめきと拍手に包まれた。この日は立ち上がりから苦しい投球を強いられた佐々木朗。初回、森に右翼線適時二塁打を浴びて先制点を許し、開幕からの連続イニング無失点記録が「20」でストップ。四回には左足に痛烈な打球がワンバウンドで当たるアクシデントがあり、左足を引きずるしぐさを見せるなど、さらに2点を失った。

 それでも味方が五回に3点を奪って同点に追いついた。その直後、援護に奮起したのか走者を背負った場面で165キロが飛び出した。

 佐々木朗自身にとっては最速タイ。3月に行われたWBC強化試合・中日戦で165キロを計測していた。

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