ロッテ・吉井新監督 要請はシーズン直後「大変なことをお願いされたなと」【一問一答】
ロッテの吉井理人新監督(57)が18日、ZOZOマリンスタジアムで就任会見に臨み、来季への優勝への思いを明かした。記者会見での質疑応答は以下の通り。
河合球団社長兼オーナー代行。(あいさつ)
「我々、千葉ロッテマリーンズは常に勝ち、頂点を目指す集団の理念のもと、2025年には常勝軍団になるという中長期ビジョン掲げて、進めてございます。吉井新監督は、このビジョンを全力を尽くして達成していただける逸材という風に考えてございますので、どうぞ応援よろしくお願いします」
吉井新監督(あいさつ)
「みなさんこんにちは吉井です。みなさんとは深い付き合いになると思いますので、よろしくお願いします」
-監督就任の率直な感想は。
「大変、ワクワクしております。これから何が起こるのか、期待でいっぱいです」
-打診を受けてどう思われ、どのように決断にいたったのか。
「シーズン終わって、すぐにオファーはいただいたんですが、そのときはすごく驚きました。全く予想もしていなかったので、大変なことをお願いされたなと思いました。返事をするのに一晩考えたんですけども、断る理由はほんとにないので、この世界にいる以上、監督をやるというのはみんながやりたいなと思ってることなのでね、機会をもらえたので、やりたいなと思って一晩過ごしました」
-若い選手が多い、どういったチームにしたい。
「プロなので、勝たないと意味がない。ほんと勝ちにこだわった選手にみんな育てていきたいなと思います」
-コーチ時代に佐々木朗に目をかけていたが、監督の立場として、どんなプレーを期待したい。
「勝負ごとなので、勝ったり負けたりすることがあると思うんですけども、これまで育成計画として今年は1年間、1軍のマウンドで投げるのが目標だったんですが、来季はその一歩上、中6でしっかり25試合ぐらい、1週間に1回、健康な体でマウンドに上がれるのが目標です。成績は時の運なので、これくらいやってくれというのはありません。もちろん、いっぱい勝ってくれたらうれしい」
-フェニックスリーグでは選手同士だけでミーティングも。選手に伝えたいことは。
「我々はプロ。プロ野球なので、みんなプロフェッショナルになってほしいなと思っていて、自分の頭でしっかり考えて、自分の責任のもとに行動して、それが勝利につながる。そういう選手になってもらいたいなと」
-監督就任したが、侍ジャパン投手コーチの兼任はどのように進めていきたい。
「まずはWBCの侍ジャパンのコーチはしっかりやりたい。マリーンズの監督のほうもキャンプ前半はいられます。オープン戦の途中でいなくなるんですけども、その時も今は便利な世の中になってますので、オンラインを使って、しっかりコーチ陣、選手とコミュニケーションをとっていきたいなと思ってます。それとあと、優秀なスタッフを球団がそろえていただいてますので、その人たちを信頼してやっていきたいと思います」
-監督としての目標は。
「目的としては優勝なので、まずはマリーンズの選手の個性、それぞれのスタイルをしっかり見ていきたいと思っています」
-背番号21の思いは。
「正直、今はあんまりないんですけども、選手時代は入団したときに学校、地元の先輩である東尾修さんに憧れて21番を僕がつけたいなと思ってプレーしていました。その番号がたまたまマリーンズが空いてまして、しかも、誰も付けたがらないので、1回私がつけて、今度は入ってくる期待してくる選手につけさせたい」