楽天 涌井で鷹狩り首位に2・5差 4カ月ぶり1軍先発4勝目「もう勝つだけ」
「ソフトバンク3-7楽天」(8日、ペイペイドーム)
楽天に頼れるベテランが帰ってきた。中指の骨折から復帰し、約4カ月ぶりの1軍先発となった涌井が、6回2失点の好投で4勝目。チームを自力優勝消滅の危機から救い、9月初の連勝に導いた。
「気持ちの高揚があって、体もフワフワしていた」と久々のマウンドには、独特の緊張感があった。その言葉通りに初回、柳田に先制の2ランを被弾。ただ「二回からは投げたい投げたいという気持ちを抑えて、ためを作って投げられたので修正できました」と冷静だった。
中盤以降は、変化球を低めに集めて打たせる投球で六回まで投げきった。「もう勝つだけだったんで、先に点数は与えましたけど、その後粘れてよかったです」とうなずいた。
経験したことのない期間だった。5月18日のロッテ戦(ゾゾ)で打球を右手に当て中指を骨折。これまで大ケガがなかったという涌井に待っていたのは、手術とリハビリだった。ただケガで苦しむチームメートからの連絡もあり「楽しむしかない」と決して後ろ向きにはならなかった。
右腕の力投もあり首位・ソフトバンクに連勝。その差は2・5となった。後半戦なかなか波に乗れず苦しいチーム状況だったが、逆転優勝へ頼もしい戦力が帰ってきた。
