ヤクルト・山田が高橋宏撃ち 「ストレート一本に絞って」1点差に迫る適時二塁打

 4回、山田は左越え適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・佐藤厚)
 4回、左越えに適時二塁打を放つ山田。捕手木下
 4回、村上は空振り三振に倒れる(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト-中日」(4日、神宮球場)

 何度も同じ相手にやられるわけにはいかない。ヤクルトの山田哲人内野手が四回、1点差に詰め寄る適時二塁打を放った。

 三回まで中日・高橋宏に無安打に封じ込められたヤクルト打線。2点を追う四回の攻撃前には円陣を組み、士気を高めた。すると山崎が右前にしぶとくはじき返し、この日チーム初安打を記録。すると続く山田が3ボールから甘く入った直球を振り抜き、フェンス直撃の適時二塁打を放った。

 村上が三振の後、オスナが右前打でつなぎ、一、三塁と好機を広げた。それでもサンタナが三振に倒れ、内山壮も連続三振。一気に同点とまではできなかった。

 山田は球団広報を通して、「3ボールだったのでストレート1本に絞って、迷わず思い切って打ちにいきました。長打になってくれてよかったです」とコメントした。

 今季のヤクルトは中日・高橋宏にやられていた。2度の対戦でいずれも黒星。4月7日には6回1得点、同20日には6回3得点となかなか打ち崩すことができていなかった。

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