九州学院・村上慶 4打数無安打で号泣敗戦、今後の進路は未定も「日本を代表する打者に」
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「全国高校野球選手権・準々決勝、聖光学院10-5九州学院」(18日、甲子園球場)
九州学院は初のベスト4入りを狙ったが、厚い壁にはね返された。成長著しいエースの直江新(2年)の負担を軽減しようと桑原颯汰投手(3年)を先発に送ったが、初回いきなり5失点。その後を継いだ投手も失点を重ねた。
ヤクルト村上宗隆の弟として注目された4番・村上慶太一塁手(3年)は4打数無安打。試合後には大粒の涙を流し「本当に悔しい気持ちでいっぱいです。自分が4番を打たせてもらっているのにも関わらず、好機で1本も打てずに申し訳ない気持ちでした」と肩を落とした。
それでも同校12年ぶりの8強入りなど、大舞台で躍動し「本当に最高の舞台で、ここに立てたことも8強に来られたことももうれしいこと。この経験を生かして次のステージでも頑張ろうと思います」と感謝。今後についてはプロ志望などは明言せず「これから考えます。上の世界で頑張ろうと思っているので、日本を代表するような打者になりたいです」と前を向いた。