【高市自民】「ミヤネ屋」大荒れ 橋下氏と橋本氏が衝突「高市発言、何の利益もない。抑止力と言ってレーダー当てられ最悪」に「利益でなく国家の威信!そんなバカな、許していいのか」
田中真紀子元外相、読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏、橋下徹弁護士が25日の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。番組では高市早苗政権の2カ月を特集した。
東京からリモート出演した真紀子氏から毒舌が飛ぶ中、大阪のスタジオでは橋下氏と橋本氏が高市首相の台湾発言に関して、たびたび意見衝突をくりかえした。
中盤では中国の猛反発で、自衛隊機がレーダー照射されたり、日本の民間にも損害が出ていることに、橋下氏が「日本の国にとって何か利益になることだったら、国をあげて国民も我慢する所は我慢しないといけないですけど、この高市発言で何か利益になったとこあるんですかね?」と指摘した。
「高市発言で中国にとって抑止力になったと言う人もいるんですよ。いやレーダー当てられて、日本は抗議して終わりですよ。これ一番最悪の状況ですよ。全然、抑止力になんかなってない。一体なんの利益があったのか。一番嫌なのは政治家の軽率な行動によって、国民が具体的な不利益を被った場合に、それは我慢しろよという社会は嫌なんです」と語った。
これに橋本氏は「私はその橋下徹さんの利益になったのかってのは、引っかかる」と、またも意見対立が始まった。
真紀子さんの「フフフフフ…2人が…」と笑う声が響いた。
橋本氏は「これは利益の問題ではなくて、国家の威信に関わることなんですよ。レーダーを照射されて、これでこちらが軍事力ないから黙ってるんですか?そんなバカな!」と手に持つペンを振りながら語った。
「いま小泉進次郎大臣は一生懸命やってますね、各国の防衛大臣同士で。いかに中国が酷いことやってるかって。こういう具合にやらないとダメなんです。それは利益になるかどうかじゃない。こんなこと許していいのか」と語った。
これに橋下氏が「だから許してはいけないんですよ。でも高市発言がなかったら、こういうことになってなかったわけじゃないですか。総合判断でおさめておけば。レーダー当てるとか、自衛隊の現場では最悪の状況」と返した。
司会の宮根誠司が「真紀子さん!大阪で2人のハシモトがもめてるんですけど」と声をあげると、真紀子さんは「大阪の2人の素敵なハシモトさん、よく揉めますね。傍観者としては耐えがたいほど楽しい!どんどんやって!」と煽って笑わせた。
