九州学院が12年ぶり夏1勝!ヤクルト村上の弟・慶太が“ムネニイ超え”聖地で2長打&勝利

 帝京五を破り、駆け出す村上慶(左から2人目)ら九州学院ナイン(撮影・北村雅宏)
 6回、三塁打を放つ九州学院・村上慶(撮影・北村雅宏)
 6回、三塁打を放ち、右拳を握る九州学院・村上慶(撮影・北村雅宏)
3枚

 「全国高校野球選手権・2回戦、九州学院14-4帝京五」(13日、甲子園球場)

 ともに新型コロナウイルスの集団感染により、第8日目に試合が組まれた対戦は、熊本代表の九州学院が猛打で愛媛の帝京五を圧倒し、12年ぶりの夏1勝を挙げた。

 ヤクルト・村上宗隆内野手の弟で九州学院の4番・村上慶太内野手(3年)が甲子園デビュー戦。六回の第4打席で三塁打を放ち、15年大会に1年生で出場し、4打数無安打で初戦敗退した“ムネニイ”と慕う兄が果たせなかった聖地安打を刻むと、八回の第6打席でも左越えの二塁打を放った。

 九州学院は1点を追う一回に先頭の大城戸以下が3連打し、すぐさま同点。その後、打者一巡でこの回大量5点を挙げ、逆転すると三、四回に着実に加点。さらに六回には村上、松下の連続長打など10人攻撃で4点、七回にも渡辺の中前2点打で加点した。

 夏初出場の帝京五は2ケタ安打を放ち、序盤に4点を挙げたが、投手陣が誤算。春夏通じての甲子園初勝利はならなかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス