巨人・原監督「仕掛けがちょっと遅かった」反撃及ばず競り負けて再び5位転落

 8回、投手交代を告げた原監督(撮影・開出牧)
 7回、二飛に倒れ肩を落としながら引き揚げる岡本和(撮影・開出牧)
 8回、中越えソロを放ちポーズを決めながらベースを回るウォーカー(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト5-3巨人」(19日、神宮球場)

 巨人は八回に中田、ウォーカーの2者連続本塁打で2点差まで追い上げたが、中盤までの失点が重くのしかかり、再び5位に転落した。試合後の原監督は「仕掛けがちょっと遅かったかな」と悔やみつつ、不調が続く4番・岡本和に「やっぱり、うーん、なんとか打破しないとね」と奮起を求めた。

 先発の戸郷が5回2/3を7安打5失点でKO。「何となくもうちょっと自信を持ってね、自分を信じて投げたら互角以上に勝負できるピッチャーだと思うけどね。そういうものを少しなんか、やや、ハスに構えた勝負をしたかなという感じはしますね」とチームの勝ち頭にふさわしい投球を期待した。

 チーム状態が上向かない中、守護神の大勢が新型コロナウイルスに関する「特例2022」の対象選手として出場選手登録を抹消。2軍では選手11人と2軍コーチ、スタッフ4人の計17人が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、試合中止を余儀なくされている。新外国人のクロールは「明日から合流すると思いますよ。今日も神宮来ていたしね」と1軍昇格を示唆する一方で、坂本については「勇人は少し遅れているかな」と語った。

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