履正社・光弘「何としてでも甲子園に出たい」最後の夏へ燃える不動の1番

 第104回全国高校野球選手権大阪大会の組み合わせ抽選会が23日、大阪市内で行われ、3回戦までの対戦が決まった。履正社は西野田工科-阿武野の勝者と初戦。プロ注目・光弘帆高内野手(3年)が不動の1番打者として打線をけん引し、甲子園への切符をつかむ。

 最後の夏こそ甲子園の舞台は譲らない。立ちはだかるのは絶対的な存在となっている大阪桐蔭という高い壁。不動の1番打者である光弘は「まだ甲子園に出たことがないので、何としてでも甲子園に出たい」と、強敵撃破に闘志を燃やした。

 何度も悔しい経験をさせられてきた。大阪桐蔭とは昨秋の府大会の準決勝で対戦し、3-5で敗戦。春季府大会決勝でも先制点を奪いながら、粘り切れずに2-3と逆転負けを喫した。

 ひと冬越え、敗戦の中でも見つけた確かな手応え。「春季大会で負けたのは悔しいですけど、手応えとして自分たちの野球が出せた。大阪桐蔭さんは粘りがあるので、後半に強い。僕たちも後半の粘りを出していかないといけない」と冷静に振り返り、センバツ王者の強みも改めて実感した。

 夏の大会を勝ち上がるため、まずは自らのバットで流れを呼び込む。打球の力強さと確実性を高めるため、打撃強化に取り組んでいる。マシンでの連続ティー打撃や、体の後ろから投げてもらうティー打撃も連続で行うことで振り込む量を増やした。「捉えるポイントを体の近くにして、逆方向にも強い打球を飛ばすイメージです」と技術力も高めた。

 履正社の甲子園出場は、出場を決めていた20年春が新型コロナウイルスの影響で中止となったため、優勝した19年夏が最後。「日本一が目標です」と光弘。大きく成長したリードオフマンが激戦区・大阪の頂点へと仲間を引っ張っていく。

 ◆光弘 帆高(みつひろ・ほたか)2004年4月23日生まれ。18歳。神戸市出身。178センチ、79キロ。右投げ左打ち、内野手。6歳から池田少年団で野球を始め、鷹取中では神戸ボーイズに所属。履正社では1年秋から背番号6でベンチ入り。50メートル6秒5。遠投100メートル。

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