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日本文理・田中晴也 あっぱれ10K完投&2打点 12球団スカウトを前に投打に躍動

 9回2失点と力投した日本文理・田中
 3回、勝ち越しの犠飛を放つ日本文理・田中
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 「春季高校野球新潟大会・準決勝、日本文理5-2新潟明訓」(12日、長岡市悠久山野球場)

 グラウンドの中心で、抜群の存在感を放った。プロ注目の日本文理・田中晴也投手(3年)が「3番・投手」で先発出場し、9回8安打2失点、10奪三振で完投。打っては2打数1安打2打点と決勝進出に貢献した。NPB12球団22人のスカウトが視察する中、自己最速タイの148キロを計測するなど、大器の片りんを見せた。

 終盤まで力強い投球で明訓打線をねじ伏せた。最後は148キロの真っすぐで空振り三振。「自信のあるストレートで決めたかった。最後の1球に気持ちを込めてああいう形で終われたのはよかった」とうなずいた。

 スカウト陣の間では、今秋ドラフト候補に挙がる高校生投手の中で「素材はトップクラス」と評される大型右腕。186センチ、92キロの体格から繰り出される直球が武器。打撃にも定評があり、阪神・筒井スカウトも「(投手としては)駆け引きとかいろんな技術がついてくれば飛躍的に伸びる。先発で長いイニングを投げられるように、大きく育てていきたい素材。打撃も注目している」と期待値は高い。

 チームは1月末から3カ月間、部内の不祥事により対外試合が禁止。その間は紅白戦で実戦感覚を養うなどして、今大会に臨んでいる。「最終的にはプロに行きたい」と話す右腕。まずは春の頂点を取りに行く。

 ◆田中晴也(たなか・はるや)2004年6月6日生まれ。17歳。新潟県長岡市出身。186センチ、92キロ。右投げ左打ち。投手。四郎丸小2年から赤城ベースボールクラブで野球を始め、長岡南中では軟式野球部に所属。日本文理では1年秋からベンチ入り。最速148キロ。球種はストレート、カーブ、スライダー、スプリット。

 ◆京都国際・森下、近江・山田も上位候補

 今秋のドラフトで、高校生で上位候補として名前が挙がるのは日本文理・田中だけではない。投手では最速143キロ左腕の京都国際・森下が、今年の高校野球を代表する投手の1人で、直球のキレと変化球の精度は抜群。また、近江・山田は“二刀流”で注目を集める。投手としては完成度が高く、打者としてもパンチ力が武器だ。

 野手では、大阪桐蔭の正捕手・松尾は強肩と力強い打撃が魅力。日本航空石川・内藤内野手と高松商・浅野外野手はパワフルな打撃で評価が高い。大阪桐蔭・海老根外野手は、走攻守で高い能力を示している。

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